第七章 いよいよ着工


2010年を迎え今年はいよいよ着工です。
まずは地盤調査。その土地が家を建てるに適しているかを調べるのですがもし問題があれば地盤改良などで費用がかかってしまいます。
自分のところはスウェーデン式サウンディング試験という方法で行いました。

←届いた報告書

数週間後、緊張と不安を胸に結果が出ました。報告書によると・・ジャーん!問題なしとのことでした。
やれやれ一安心です。
家を建てる土地は緩やかな傾斜地ではあるもののカラマツなどの大きな木はすでに伐採してありましたが敷地内には数多くの
切り株が残っていました。まずはこれを抜いて(抜根)整地する必要があります。大きな根っこはこれまた抜くのに一苦労です。

 
↑敷地内には多くの切り株があります                         ↑ユンボで抜根開始

 
↑こんなに多くの木の根っこがありました                      ↑整地完了。きれいになりました

そういうわけで整地もでき建築確認もおりた5月、今年は御柱祭りの年と重なり予定より1ヶ月遅れで工事は始まりました。

←勇壮な御柱祭り。クライマックスの木落とし

本当なら工事の前に地鎮祭をするのですが遠距離のため省略して基礎工事にかかります。(神様ゴメンナサイ)
というわけでまずは基礎工事にかかります。基礎は前にも述べたようにかなり深い基礎でしっかりしたものでした。
家によってはこの基礎の深さを利用して地下室を作っているおうちもあるようです。それでは工事の様子をご覧ください。

 
↑隣の家と比べれば基礎の深さがわかるでしょうか                  ↑鉄筋を入れて基礎枠を組んでいきます

 
↑基礎枠が組みあがりました                        ↑配筋検査のあとこの中にコンクリートを流し込むわけですね

 
↑人の肩ぐらいまであります                             ↑というわけで無事基礎が完成しました 

そのころ私は何をしていたかというと京都で外壁に使う煉瓦や石選びに頭を悩ませているのでした。

←見本を取り寄せて煉瓦(ブリックタイル)を思案中

 
↑こちらは外壁に貼る石です                             ↑石といっても偽石ですが良くできています

何度も、何度もエクステリアを扱う京都亀岡にあるメーカーさんのショールームを訪れ見本を取り寄せました。
このほか床に貼るタイルや石材、洗面台に使うカウンター材などを選んでいきました。
さていよいよ長野の現場では上棟の日を迎えます。